新世代M2Mコンソーシアム
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事例紹介

 
パナソニック株式会社
取材日2012年12月20日

「CO2±0」のくらしを実現するスマートHEMS


画像: パナソニック様 提供

パナソニック株式会社のスマートHEMSを紹介します。
スマートHEMSの中核となる「AiSEG(アイセグ)」が、家電や住宅設備機器(発電装置、蓄電装置)とネットワークでつながり、家の中のエネルギー状況の「見える化」と、家電や住宅設備機器の自動制御をします。
パナソニックは、スマートHEMSを活用することによる「CO2±0(ゼロ)」(※)のくらしを提案しており、その具体策を提示しています。さらに、そのノウハウを活かし、エネルギーマネジメントシステムを備えた街が2014年藤沢にオープンします。
地球全体の課題であるエネルギー問題への解決策の一つとして、今後の促進への期待が高まります。

※パナソニックによる「CO2±0(ゼロ)」とは:「消費エネルギー量」 = 「創出エネルギー量」 ⇒ 「CO2±0(ゼロ)」
家電製品の省エネ性能を高めること等で消費エネルギー量を減らし、また、太陽光発電、燃料電池によって消費エネルギー分を創出することにより、CO2排出量収支をゼロとすること。


◆ヒアリング

■対象サービス
扱うサービスや商材はおうちまるごと「CO2±0」のくらしを実現するスマートHEMS。
家電と住宅設備機器をスマートHEMSにつなげることで住まいのエネルギーを見える化し、各種機器をコントロールする。
自社ならではの特長はグループとして幅広い製品群と技術があるため、取組が可能だった。

■M2M導入の経緯
抱えていた課題社会情勢環境意識の高まり、電力供給不安
制度の変化HEMS補助金制度スタート
顧客ニーズの変化節電ニーズの高まり
技術革新・従来、外部インターフェースが存在しなかったエアコン等家電群に統一インターフェースを設け、AiSEGを核としたHEMSを具現化した点。
・また、有線、無線等に対応し、機器特性によって通信方式を包括した点。
ニーズと狙い目的、ねらっていた事従来個々の家電機器において不可能であった一括での電力量把握や機器動作のコントロールのニーズに対応するため。

■M2Mの概要
全体概要全体構成図図1参照
構成要素(ハード、ソフト、NW)図1参照
エンドポイント(センサー等)図1参照
技術的なチャレンジ・ECHONET-LITE対応、また920MHz帯特定小電力無線を利用し、家電制御に使用したこと。 
・スマートフォンからの外部操作を実現したこと。
扱うデータインプット/アウトプット詳細は非公開。
アウトプット:AiSEGからダウンロードした履歴データを使用して、次のレポートを作成できる。
1. 月間エコレポート:家全体のエネルギーの流れを月毎に見る
2. 年間エコレポート:家全体のエネルギー・料金の変化を年毎に見る
3. 使用ランキング:回路毎の使用量をランキングで見る
4. 使用量変化の比較:回路毎の使用量変化を時間・曜日で見る
データの活用エネルギーの見える化から省エネへと活用。

■取組効果
何ができるようになったか家の中のエネルギー(太陽光、蓄電池、電気・ガス・水)情報が見えるようになり、対応家電・住宅設備機器の制御ができることにより、快適に節電・節エネルギーができるようになった

■今後の展望
今後の課題・対応家電・住宅設備機器の増加
・スマートメーター、電気自動車の充電設備、照明、セキュリティ、ヘルスケアとの連携をしていく
・他社製品にも対応していく
サービス内容の強化次のサービス強化を視野にいれている
・電気料金メニューの変更
・外部から家電の存在箇所・所有者の把握
・ファームウエアのバージョンアップ
・故障情報の取得、遠隔監視等


図 1:CO2±ゼロのくらしを実現するスマートHEMS構成図




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