新世代M2Mコンソーシアム
logo

新世代M2Mコンソーシアム




事例紹介

 
株式会社エナリス
取材日2013年5月30日

無理なく効率的な節電を実現するBEMS(ビルエネルギー管理システム)「FALCON SYSTEM」

画像: エナリス様 提供

株式会社エナリスのBEMS(ビルエネルギー管理システム)であるFALCON SYSTEMを紹介します。
FALCON SYSTEMは、クラウド型BEMSとして洗練された機能を提供するのはもちろんのこと、各種付帯サービスや、電力の需要~供給までとらえた独自のビジネスモデルなどをあわせ、トータルで「無理なく効率的な節電」を実現する電力マネジメントシステムです。
日本が目指す、電力を効率的に活用する持続的な社会システムについて、1つの将来像を既に実現していると感じます。


◆ヒアリング

■対象サービス
関連事業所拠点数2拠点
(関与する)従業員数40名
扱うサービスや商材電力の効率的利用を実現する「FALCON SYSTEM」
電力の調達改善サービス(需要家PPS、代理購入)、運用改善サービス(イーキュービック)、需要抑制取引(デマンドレスポンス)等を行うために電力の使用状況の可視化し、必要に応じて空調設備等の制御を行う。
自社ならではの特長システム販売よりもサービス提供に主眼を置いている点
PPS(新電力)まで配慮した独自のビジネスモデル

■M2M導入の経緯
抱えていた課題社会情勢電力の需給ひっ迫
卸電力取引市場の価格高騰
制度の変化BEMS補助金制度スタート
部分供給ガイドライン公表
顧客ニーズの変化電力利用のあり方に係る問題意識の醸成
技術革新RS485通信、無線通信の活用
他社製品との連携
ニーズと狙いなぜM2Mに取り組んだかPPS(新電力)向けのシステムを提供してきたノウハウの活用と、需要抑制取引(デマンドレスポンス)等のPPS側ニーズへの対応と、震災を契機とした社会的要請および需要家からの要請により、「FALCON SYSTEM」に取り組んだ
目的、ねらっていた事電力の遠隔監視・制御、グループ管理を行う
解決すべきハードル、制約事項データ量に比例し拡大する維持管理コスト低減、ネットワーク通信単価

■M2Mの概要
全体概要全体構成図図2参照
構成要素(ハード、ソフト、NW)図2参照
エンドポイント(センサー等)図2参照 ※機能・価格が合えば、他社製品を積極的に活用
技術的なチャレンジお客様のあらゆるネットワーク環境に対応したデータ通信技術の確立
ビジネスモデル図図1参照
扱うデータインプット/アウトプット電力需要データ/需要予測、電力制御データ
データを取得しているサイクル30分/60分
データの活用電力の需要予測、発電量予測から電力の調達改善や運用改善へと活用

■取組効果
何ができるようになったか電力会社とPPS(新電力)の特性を組み合わせることで、電力料金を削減できるようになった。
需給ひっ迫時に需要抑制する方にインセンティブを支払えるようになった。
きめ細やかな運用改善ができるようになった。
利用者、ユーザーの反応サービスの独自性に共感
定量的効果は(時間、コスト、売上、CS)調達改善サービス 1~3%、運用改善サービス 3~20%
投資規模30万円~300万円 (お客様にとって)
サービス価格例 約4000円/月・拠点 (多店舗導入時の実例)
※FOMA回線費用含む
投資回収の期間投資回収の期間 1ヶ月~3年程度 (お客様にとって)

■今後の展望
今後の課題保守サービスの充実
ロードマップ蓄電池やエコキュート等との連携、ディスアグリゲーションの実装
※「ディスアグリゲーション」とは、主幹電力量サンプリングより構内の個別機器の電力使用量を予測する技術
サービス内容の強化ダイナミックプライシング
電力料金長期固定サービス
予測技術やスケジューリング技術を生かした家庭を含めた生活行動支援(節電支援アプリケーションESQORTの発展)


図 1:FALCON SYSTEMのビジネスモデル


図 2:FALCON SYSTEMの基本構成図




◆◆◆ 新世代M2Mコンソーシアム 事例蓄積・普及促進SWG ◆◆◆