新世代M2Mコンソーシアム
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事例紹介

 
バイセン株式会社
取材日2012年2月13日

高度アニマルセンサシステムによる牛乳セーフティネット事業


バイセン株式会社は、ヒトや動物、物体の動きから得た様々なデータを分析・解析し、分かりやすい「見える」情報 として提供し、疾病管理や動物福祉の向上に貢献することを目指している企業です。この度、バイセン社の3軸 加速度センサー情報から歩様解析する技術を適用した実証実験事業「高度アニマルセンサシステムによる牛乳 セーフティネット事業」を取材しました。


◆ヒアリング

■対象サービス
売上規模2-3千万
扱うサービスや商材は・牛に加速度計(3軸)をつけて、牛の動きを解析し、異常行動、疾病を早期に発見するシステム。
・加速度センサーからのデータをZigBee経由で送付し、受け取ったデータをPC上にグラフィカルに表示するアプリケーションシステム。
自社ならではの特長は・「動物行動を加速度センサーをもとにした疾病診断・予測のノウハウと データマイニング技術」
・現場の問題点、課題を熟知している

■M2M導入の経緯
抱えていた課題社会情勢・爪(口蹄疫)の病気がはやっていた
・ヨーロッパでは、安心、安全担保されないと出荷できない
技術革新・牛の行動を3軸加速度センサーで数値化
・加速度センサー内蔵通信モジュール
ニーズとねらいなぜM2Mに取り組んだか遠隔での医療指示の実現。(イメージは常駐医師)
目的、ねらっていた事牛の爪の疾病の早期発見。
(爪の疾病は牛へストレスを与え、食も細り、乳生産も落ちる)

■M2Mの概要
全体概要全体構成図図1
エンドポイントの台数は1台/1頭 x 40台
(実験であるが)4箇所(二つの農家、二つの大学)へ適用
期間、体制、パートナーは・2006~研究開発、実証実験(NEDO)
・ユニシス、岩手大学
ビジネスモデル図図2
日本では、売り先とサービス内容が重要。飼い主自体がお客様ではなく、飼い主に近い企業がお客様。たとえば飼料会社、製薬会社。製薬会社であれば、販促ツールとしての導入を勧める。
扱うデータインプット/アウトプット3軸加速度センサーのデータを行動解析した上でZigBeeにて送信する。
データ取得サイクル10分に1回
データの活用PC上にグラフィカルに表示し、正常値と比較する

■取組効果
何ができるようになったか牛の歩様解析から食欲減退で4つの疾病を早期発見できるようになった。
利用者、ユーザーの反応は疾病早期発見による乳生産ロスの軽減が可能。

■今後の展望
今後の課題・設置費用の低減(携帯電話モジュールの活用)
・センサーモジュールの小型、軽量化、および、低消費電力化。
・体温を非侵襲で計測したい。
サービス内容の強化適用範囲、種類の拡大
・検知可能な疾病を増やしていく。
・現行は乳牛であるが、和牛についても展開していきたい。
・実験動物にも適用していきたい。
・人への応用。
生活習慣病(必要な時に情報薬として情報投与)、うつ病、パーキンソン病などの対策。
エンドポイントの拡大(種類、台数)・設置費用の低減(携帯電話モジュールの活用)
・センサーモジュールの小型、軽量化、および、低消費電力化。
・体温を非侵襲での計測


図1 全体構成図


図2 ビジネスモデル図




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