新世代M2Mコンソーシアム
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新世代M2Mコンソーシアム




事例紹介

 
富士通株式会社
取材日2014年2月7日

徹底的な愛犬目線と最新のICTが融合したペットライフレコードサービス
わんダント

画像: 富士通様 提供

 富士通株式会社の愛犬用クラウド型ペットライフレコードサービスである「わんダント」を紹介します。
 わんダントは、徹底的に愛犬目線で機器の搭載機能を厳選したことで、愛犬がストレス無く安心安全に利用できるようになっているとともに、富士通のセンサー技術やクラウド技術を活用して、愛犬の活動を高精度で継続的に記録できるサービスです。将来的には、愛犬の健康管理としても活用していくことを目指しています。
 開発者のアイデアと熱意が産み出した、愛犬と愛犬家双方のクオリティオブライフを高める、将来が楽しみなサービスであると感じます。


◆ヒアリング

■対象サービス
売上規模非公開
扱うサービスや商材愛犬用歩数計 わんダント(どうぶつクラウドの一部)
自社ならではの特長愛犬の健康管理にも使える精度で、クラウドを使って変化の履歴が管理できる。

■M2M導入の経緯
抱えていた課題社会情勢日本は、ペットの数が子供の数より多くなったペット大国であること。
ニーズと狙いなぜM2Mに取り組んだか富士通が考える新たな社会のビジョン「ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティ」のもとでのモバイル技術やセンサー技術を活用した快適な社会づくりの一環として&愛犬家としての開発者が自分自身で欲しいものを作りたかった。
目的、ねらっていた事徹底的に愛犬目線で役立つとともに、従来品より高い精度で、富士通のICTを生かした商品にしたかった。
解決すべきハードル、制約事項小型犬でもストレスが無く装着できる大きさ、重量と、安全性を追求すること。犬の歩数を健康管理にも使える精度で正確に測定すること。

■M2Mの概要
全体概要全体構成図図1参照
構成要素(ハード、ソフト、NW)図1参照
エンドポイント(センサー等)図1参照(加速度センサー、温度センサーを搭載した、わんダント本体)
エンドポイントの台数は数千台
技術的なチャレンジ大きさ(愛犬が嫌がらない)、重量(20g以下)、安全性(ボタン電池利用)を追求するため、GPSを外すなど、機能を厳選した。
人間用歩数アルゴリズムをベースにしたが、犬の歩数測定は初めてのチャレンジであったため、100匹以上の犬にセンサーを付けながら録画して歩数を数え、独自のアルゴリズムを生み出した。
ビジネスモデル図2参照
扱うデータインプット/アウトプット10分間隔、2週間連続記録(以降上書き)。ボタン電池で連続稼働2~3か月。
データを取得しているサイクル加速度センサーをもとに、独自のアルゴリズム(特許技術)で歩数を記録。その他、ぶるぶるの回数と、環境温度を記録。
データの活用フェリカを介して利用者が手動でクラウドにアップロード。利用者自身で履歴管理ができるとともに、写真や日記と組合せて、愛犬の記録が作れる。さらに、ソーシャルメディアで共有できる。

■取組効果
何ができるようになったか愛犬の健康管理にも使える精度で、クラウドを使って変化の履歴が管理できた。
利用者、ユーザーの反応愛犬の毎日の生活リズムが分かる。自分が不在時の愛犬の様子が分かる。愛犬の生活リズムを通して、離れている家族の生活リズムが分かる。生活リズムの変化から病気の傾向を察知できこともある。
定量的効果(時間、コスト、売上、CS)口コミで広がるとともに、リピート率が高い(数値は非公開)。

■今後の展望
今後の課題クラウドにアップロードする一手間を簡単にしたい。どうぶつクラウドを通じた診療機関等との連携を具体化したい。診療行為にならない範囲で変化のアラームなどより便利なクラウド機能を追加していきたい。
エンドポイントの拡大(種類、台数)エンドポイントの種類拡大は、愛犬以外への適用など、構想としてはいろいろあるが、当面は考えていない。


図 1:わんダントの基本構成図


図 2:わんダントのビジネスモデル




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