新世代M2Mコンソーシアム
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新世代M2Mコンソーシアム




事例紹介

 
株式会社タニタヘルスリンク
取材日2012年4月13日

健康機器とネットワークを活用した健康管理サービス

画像: タニタヘルスリンク様 提供

株式会社タニタヘルスリンクの健康管理サービスを紹介します。
計測器メーカー、タニタの「体重計」や「血圧計」などの計測機器をネットワークにつなげることで、データを収集し、そのデータを活用した健康指導や健康管理サービスを行っています。
日々の健康情報が蓄積され、インターネット上で閲覧できることにより、利用者の健康意識が高まりました。収集したデータは、各SNSとデータ連携しているため、利用者の希望するSNSで閲覧することが可能です。また、自治体や健康保険組合などの健康管理WEBサービスと計測データを利用した健康保健指導を行っており、測定した情報をより有効に活用できるようになっています。
機器構成によっては「測定するだけでデータを自動収集」するため、大変利便性が高く、利用者の継続率を高めています。


◆ヒアリング

■対象サービス
扱うサービスや商材は体重や血圧データ等の収集により、
・WEBによる健康管理データ閲覧サービス
・健康指導サービス
自社ならではの特長は・体重計を作って52年というタニタ製品の認知度
・タニタの流通網

■M2M導入の経緯
抱えていた課題制度の変化メタボ検診の法改正
顧客ニーズの変化「測ったあとどうするの?」という顧客の声
技術革新インターネットの普及
ニーズとねらいなぜM2Mに取り組んだか上記課題を解決する
目的、ねらっていた事・測定結果からわかることをWEBで表示していくこと
・測定結果を活用して健康管理に役立てること
解決すべきハードル、制約事項・測定結果の収集を手数が少なくできるようにすること
・薬事法の認可を通すこと

■M2Mの概要
全体概要全体構成図図1参照
構成要素(ハード、ソフト、NW)ハード:携帯電話、PC、LAN接続受信機、PC接続受信機
ソフト:WEBサイト、DB
NW:赤外線、Bluetooth、特定小電力無線、SDカード
エンドポイント(センサー等)体組成計、歩数計、血圧計、尿糖計、睡眠計
エンドポイントの台数会員数35万人
技術的なチャレンジ・低消費電力化
・価格が抑えられる技術の搭載
・手数が少なく、より安定してつながるような技術の搭載
手数が少ないほど継続率、利用率が上がっていくことがわかっており、現時点では、特定小電力無線とLAN接続受信機 を用いたしくみで最も手数が少なく、測定するだけで、データが収集できるようになっている
期間、体制、パートナー期間:2000年事業スタート
2004年ファーストモデル発売、
2007年セカンドモデル発売
体制:30人前後
パートナー:通信キャリア、携帯端末メーカー、健康系企業
ビジネスモデル図個人向け:図2 、法人向け:図3
扱うデータインプット/アウトプットインプット:身長、年齢、性別、住所、生活習慣、体重、血圧、歩数等
アウトプット:測定結果のグラフ表示
データを取得しているサイクル体重を測るたび
データの活用・WEBによる表示
・健康指導

■取組効果
何ができるようになったか・利用者の生活習慣の改善、減量、ダイエット、メタボ改善
・収集結果が即日確認できることにより、タイミング良く健康指導ができるようになった
利用者、ユーザーの反応は・改善結果が目に見えてわかることで、継続率が高まった
・手数が少ない商品を出すことで、継続率が高まった
・タイミング良い健康指導ができるため、継続率が高まった

■今後の展望
今後の課題・いい価格の商品を提供していきたい
・手数ゼロでデータ収集できる商品を提供していきたい
ロードマップ・他社の健康機器対応
・Wi-Fi対応していく
・海外展開を進めていく
・手ごろな価格に抑えることで、量販店でも販売していく
・収集データのマーケティングへの活用、治験への活用
サービス内容の強化スマートフォンと連携したサービスを強化していく
エンドポイントの拡大(種類、台数)HEMSのHGW(例えば、スマートテレビ)などとの連携を可能とし、それらの普及とともに利用者を増やしていきたい


図1 タニタヘルスリンク健康管理サービスのシステム構成図


図2 個人向けサービスのビジネスモデル図


図3 法人向けサービスのビジネスモデル図




◆◆◆ 新世代M2Mコンソーシアム 事例蓄積・普及促進SWG ◆◆◆