新世代M2Mコンソーシアム
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新世代M2Mコンソーシアム




事例紹介

 
株式会社トランストロン
取材日2012年5月14日

物流の安全・エコ・経営改善に貢献するクラウド型運行支援サービス
ITP-WebService(株式会社トランストロン) 

画像: トランストロン様 提供

株式会社トランストロンの運行支援サービス「ITP-WebService」と対応車載ステーション「DTS-C1シリーズ」を紹介します。
大型トラック等に安全運行管理の徹底目的で運行記録計(アナログ、デジタル)が装着義務化されており、デジタル版を「デジタコ」と呼びます。
「ITP-WebService」と「DTS-C1シリーズ」は、クラウドとモバイルM2Mを標準装備することを前提に、新たに商品設計されたデジタコです。物流企業の安全・エコ・経営改善に大きく貢献しつつ、初期投資を削減して導入しやすい商品となっています


◆ヒアリング

■対象サービス
扱うサービスや商材は車載端末(デジタコ)とクラウド型運行支援サービスITP-WebService
自社ならではの特長はハードからネットワーク、サービスまでオールインワンでの提供

■M2M導入の経緯
抱えていた課題社会情勢商用車における安全意識やエコ意識の高まり
制度の変化安全やエコに関する法制化、補助金
顧客ニーズの変化初期導入費用の低減、カードでの運用に対する不満、中小企業での動態管理/店着管理の導入意欲の高まり。特に生鮮食品は決まった時間に配送が必要で店着管理の需要が大きいが、運転中に携帯電話の使用はできないため、車載装置での対応が必要となっている。
技術革新ネットワークの低価格化、クラウド技術
ニーズとねらいなぜM2Mに取り組んだかM2Mを標準装備することにより、サービスや周辺ツール(PC・カードリーダライタなど)の位置づけまで、ビジネス全体を再設計できると考えたから
目的、ねらっていた事顧客ニーズへの対応

■M2Mの概要
全体概要全体構成図図1参照
構成要素(ハード、ソフト、NW)同上
エンドポイント(センサー等)車載端末(デジタコ)
技術的なチャレンジは従来のPKGローカルシステムから、クラウド環境利用によるアプリケーション提供、顧客データの維持管理、M2M標準装備により、サービスダウンの影響範囲が拡大するため、稼働品質の維持向上
期間、体制、パートナーは開発~販売開始まで約1年、富士通のクラウド・ネットワークサービスを利用
ビジネスモデル図図2参照
扱うデータインプット/アウトプット・距離、速度、時間、GPS、エンジン回転、及び、車両イベント(急加減速、急ハンドル等)、運行イベント(荷積、休憩等)、ドラレコ撮像ポイント、及び映像。
データを取得しているサイクル8分間隔+イベント時
データの活用運行支援サービス全般に活用

■取組効果
何ができるようになったか顧客ニーズへの対応が図れた
利用者、ユーザーの反応は好評。
・M2M標準タイプが全体の70%以上(昨年度実績)。導入済みユーザーの増車等の継続ユーザー以外は、ほぼ全面的M2M標準タイプへ移行。
定量的効果(時間、コスト、売上、CS)・デジタコ導入により燃費は5~10%向上
・初期投資の低減(車両1台から利用可能)
・動態管理や店着管理により物流企業にとっての顧客サービス向上、及び、乗務員/管理者の業務負荷の低減、安全運行への寄与
・物流企業にとって乗務員や管理者の負荷軽減(記録カードレス化によるカード紛失、カード故障の解消、帰庫時の点呼時間短縮)
・遠隔地における中間点呼時の活用による乗務員/管理者間のコミュニケーション強化(安全運行の徹底)
・新サービス提供(ドライブレコーダなど)

■今後の展望
今後の課題よりお求めやすい価格での提供
サービス内容の強化ネットワークを生かした機能拡充と、商用車搭載機器との連携強化
集めたデータをもとにビッグデータ分析することでの新サービス提供
エンドポイントの拡大(種類、台数)トラック以外の市場開拓
海外への取り組み


図1 トランストロンのデジタコの基本構成図


図2 トランストロンのデジタコのビジネスモデル図




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