新世代M2Mコンソーシアム
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新世代M2Mコンソーシアム




事例紹介

 
インフォメティス株式会社
取材日2015年3月9日

エネルギーデータによるスマートライフを実現

画像: インフォメティス様 提供

独自技術(機器分離技術)を活用し、家とエネルギーと人とが自然につながる情報インフラを提供するインフォメティス株式会社を紹介します。
「機器分離技術」とは、分電盤の主幹に流れる電流のみから、各電気機器に流れる電流成分を分離・推定する技術です。それにより各電気機器の動作状況、使用頻度、消費電力など、詳細なデータをご提供することが可能になります。
 インフォメティスは平成25年4月8日に設立、同年7月1日にソニー株式会社よりカーブアウト。AI(人口知能)・機械学習による時系列データの分析技術に強みをもち、現在は機器分離技術を使ったエネルギーデータによるスマートライフの実現」をめざし事業創造を行っています。


◆ヒアリング

■対象サービス
売上規模非公開
扱うサービスや商材機器分離技術用センサー「サーキットメーター」の販売※
※クラウドサービスとのセット販売
自社ならではの特長機器分離技術:主幹に流れる電流波形をAI(人工知能・機械学習)によって、各家庭に流れる電流波形成分に分離する技術

■M2M導入の経緯
抱えていた課題社会情勢家庭向けスマートインフラはまだまだコストが高く、現状は自立普及が進んでいない
顧客ニーズの変化エコ意識の高まり
競合の台頭国内では複数社が研究開発しているが、家庭向けサービスとして実用できた例はない。
技術革新スマートメータ-の普及
ニーズと狙いなぜM2Mに取り組んだかソニーの持っていた機械学習技術とIOTを組合せ、エネルギーの利用をよりスマートにすると同時に、そこから引き出したデータの価値を利用し社会貢献する事を目指した。
目的、ねらっていた事・ワールドワイドな社会インフラを創造すること
・社会インフラとして、利用者は限りなくフリーに扱えること
・データの囲い込みはせず、パートナー企業と一緒にビジネスを作っていくこと

■M2Mの概要
全体概要全体構成図図1参照
構成要素(ハード、ソフト、NW)図1参照
エンドポイント(センサー等)図1参照
エンドポイントの台数は各戸に1台
期間、体制、パートナー2014年4月~:野村不動産との実証実験開始
2015年3月~:東京電力との実証実験開始。見える化サービスの充実。
2015年6月~:日東工業が機器分離技術を搭載した分電盤を販売開始。
ビジネスモデル図2参照
扱うデータインプット/アウトプットのデータインプット:分電盤の主幹を流れる電流波形
アウトプット:各電気機器ごとの電流波形
そのデータをどう活用しているか電気使用量の分析

■取組効果
何ができるようになったかきめ細やかな節電マネジメント
利用者、ユーザーの反応節電はもとより、1日の各電気機器の使用状況から家の中の生活パターンが分かることで、ゆるやかな「見守り」など活用分野が拡がっている。

■今後の展望
今後の課題社会インフラとして、スマートメーターの標準仕様となること。
制度にかかわる問題なので、多数の関係者を巻き込んでいく必要がある。
ロードマップ機械学習の最先端を行く、英国ケンブリッジにラボを設立し、研究開発の強化とともに、英国を窓口としたワールドワイドの展開をはかる
サービス内容の強化機器別使用状況のビックデータをパートナー企業に提供する事で、様々なサービスを創出。見える化による想定外の効果にも期待。
・節電アドバイス
・電力需要予測
・家電買換え促進広告
・簡易防犯、見守り


図 1:基本構成図【利用イメージ】


図 2:ビジネスモデル




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