近年、リモートワークが増え、Zoomを使ったオンライン会議が一般的になりました。
Zoomでは、チャット機能を使ってメッセージのやりとりができますが、チャット履歴が消えてしまった場合、困ってしまうこともあります。
本記事では、Zoomのチャット履歴を退室後に復元する方法や、自動保存の場所について解説します。
Zoomのチャット機能とは?
Zoomのチャット機能は、ミーティング中に参加者同士で文字でコミュニケーションを取ることができます。
この機能を使うことで、音声や画面共有による会議中の情報共有に加え、チャット機能で補足的な情報のやりとりをすることができます。
チャット機能を使うメリット
チャット機能を活用することで、以下のようなメリットがあります。
- 音声の質が悪い場合でも、文字でのやりとりができるため、情報共有がスムーズになる
- ミーティング中に伝え忘れた情報があっても、チャット履歴から確認できる
- チャット履歴は後でまとめて確認できるため、メモを取る手間が省ける
Zoomのチャット履歴は保存できる!
Zoomのチャット履歴は、保存することができます。
以下で2つの方法を解説します。
チャット履歴を手動で保存する方法
以下では、手動でチャット履歴を保存する方法について紹介します。
- ミーティング中に、「チャット」アイコンをクリックします。
- チャット画面が表示されたら、「3つのドットアイコン」をクリックしてメニューを開きます
- 「チャットを保存」を選択します。
- 「チャットが保存されました」と表示されれば保存が完了しています。
これで、チャット履歴がダウンロードされます。
Zoomのチャット履歴を自動保存する方法
設定を変更することで、チャット履歴を自動保存することもできます。
- Zoom公式サイトにサインインします。
- 「設定」をクリックします。
- 「チャット自動保存」をオンにします。
これで、ミーティング中に送信されたチャットメッセージが自動的に保存されるようになります。
チャット履歴の保存先は?
以下では、チャット履歴の保存先について解説します。
エクスプローラーに保存される!
自動保存や手動保存されたチャット履歴は、エクスプローラーのファイルとして保存されます。
保存場所は以下の通りです。
「ドキュメント」→「Zoom」→「ミーティングの名前、日時」
有料プランではクラウド保存が可能!
Zoomの有料プランを利用している場合、チャット履歴のクラウド保存も可能です。
クラウド保存をすることで、エクスプローラー上に保存される必要がなくなり、ストレージの節約にもなります。
Zoomでチャット履歴を保存するときの注意点
Zoomでチャット履歴を保存するときの注意点について解説します。
チャットの自動保存ができるのはホストのみ
自動保存機能がオンになっていても、ホストの場合でないとチャットの自動保存はできません。
参加者がチャットの履歴を残したい場合、手動で保存する必要があります。
手動保存の場合、保存せず退出すると復元できない
自動保存されたチャット履歴は、ミーティング中に送信されたメッセージが自動的に保存されますが、手動保存の場合、保存せず退出すると復元することはできません。
そのため、手動保存する場合は、ミーティング中に必要な情報を全て保存しておく必要があります。
まとめ
Zoomのチャット履歴を退室後に復元する方法について、自動保存や手動保存、保存先について解説しました。
自身がホストの場合は、自動保存機能をオンにしておくことで、チャット履歴が自動的に保存されるため、後で確認する際に便利です。
また、有料プランを利用している場合は、クラウド保存も利用できるため、ストレージの節約にもなります。
Zoomを使ったミーティングの際には、チャット履歴の保存に気をつけて、効率的な情報共有を行いましょう。
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