近年、テレワークやオンライン会議が盛んになり、Zoomを利用する機会が増えました。
しかし、会議のホストになることがあると、ホスト権限をどう渡すかについて疑問を持つことがあります。
本記事では、Zoomでホスト権限を事前に渡す方法について解説します。
Zoomのホスト権限とは
Zoomのホスト権限とは何なのかについて説明します。
ホスト権限って?
Zoomのホスト権限とは、ミーティングやウェビナーの主催者に与えられる権限のことです。
ホスト権限を持つと、会議の進行をコントロールできるため、参加者とのコミュニケーションを円滑に進めることができます。
ホスト権限があると何ができる?
ホスト権限を持つと、以下のようなことができます。
- ミーティングのスケジュールを設定することができる
- ミーティングの参加者を管理することができる
- 参加者に対して、音声やビデオの許可・拒否を行うことができる
- ミーティングを記録することができる
- その他、様々な設定を行うことができる
ホスト権限を渡す方法
前後や途中に用事が入ってしまい、自分がホストとしてミーティングに参加することができないケースもあるかもしれません。
その場合は、ホスト権限を他の参加者に渡すことができます。
事前にホスト権限を渡すには?
ミーティング前にホスト権限を渡すには、ホストキーを使う方法があります。
ホストキーは、ホストが権限を渡すためのパスワードのようなものです。
ホストキーを渡して権限を渡す方法は以下の通りです。
- ZoomのWebサイトにアクセスし、ログインします
- 「設定」から、「ホストより先に参加することを許可」をクリックします
- ミーティングスケジュールを作成し、参加者が任意の時間に参加するのを許可します
- プロフィール画面でホストキーを確認し、権限を渡す相手に送信します
以上の手順で、事前にホスト権限を他の参加者に渡すことができます。
ミーティング中にホスト権限を渡すには?
次に、ミーティング中にホスト権限を渡す方法について解説します。
この方法を使えば、ミーティングが始まってからでもホスト権限を他の参加者に渡すことができます。
- ミーティング画面の下部にある「参加者」をクリックします
- 参加者リストが表示されますので、ホスト権限を渡したい参加者を選択します
- 「詳細」をクリックし、「ホストにする」を選択します
以上の手順で、ミーティング中にホスト権限を他の参加者に渡すことができます。
退出の際にホスト権限を渡すには?
最後に、退出の際にホスト権限を渡す方法について解説します。
この方法を使えば、ミーティングから退出する際にホスト権限を他の参加者に渡すことができます。
- ミーティング画面の下部にある「終了」をクリックします
- 「ミーティングから退出」をクリックします
- ホスト権限を渡したい参加者を選択します
- 「割り当てて退出する」をクリックし、退出します
以上の手順で、ミーティングから退出する際にホスト権限を他の参加者に渡すことができます。
ホスト権限を渡す前に確認すべきこと
ホスト権限を渡す前に、以下の点を確認することが大切です。
- 渡す相手が信頼できるか
- 渡す相手がホスト権限を持つことによって何をすることができるのか
- 渡す相手にミーティングの進行について十分な説明ができるか
これらの点を確認したうえで、ホスト権限を渡すようにしましょう。
まとめ
本記事では、Zoomでホスト権限を事前に渡す方法とについて解説しました。
ホスト権限を渡す方法は、事前に渡す方法、ミーティング中に渡す方法、退出の際に渡す方法の3つあります。
また、ホスト権限を渡す前には、相手が信頼できるか、何をすることができるのか、説明が十分かなどを確認することが大切です。
ホスト権限を上手に活用して、円滑なオンライン会議を実現しましょう。
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